社会福祉学科
(一社)社会福祉士養成校協会会員
- 人の役に立ちたい
- 相手の気持ちを
察するのが得意 - 地域のしくみ作りに
関わりたい
- 目指せる職業
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- 社会福祉士
- 生活相談員
- 生活支援員
「困りごと」から
新しい可能性を作り出す
高齢者・障がい者・こども分野など、暮らしの中の「困りごと」は幅広く、
自分だけでは解決できないことも…。
そんなとき、社会福祉士が困っている人の相談に乗り、
役立つ制度やサービスへつなげたり地域に働きかけることで、
その人の人生に新たな可能性を作り出していきます。
広い視野で様々なことに気づき、行動する力を磨きます。
授業一例
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- 相談援助実習指導
- ソーシャルワークの実践プロセスを体験的に学ぶのが相談援助実習。この実習が充実したものになるよう、実習先を詳細に調べる事前学習や、指導者の方との関係づくりになる事前訪問、事後の実習報告資料作成などを行います。
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- 地域福祉の理論と方法
- 今後の福祉職は、いかに地域の信頼を得て協働体制を構築していくかということが重要。その方法について座学で理論を学びながら、住民の方との地域活動の機会を通して実践力を高めていきます。
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- コミュニティーワーク演習
- グループに分かれて自分たちが関心をもつ地域の調査をし、その結果を分析したうえで地域のニーズや特性などを明らかにしていきます。アンケート調査やヒアリング、懇談会などを実施しながら調査をしていきます。
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- 現代社会と福祉
- 時代の変化とともに発展してきた社会福祉に関する様々な概念をたどりながら、社会状況と人の暮らしが密接に関連していることを学ぶことで、人々が感じる生きにくさがどのような社会構造から生じてくるのかという理解を深めます。
カリキュラム
MON | TUE | WED | THU | FRI | |
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19:20~ 10:50 |
相談援助の 理論と方法 |
衣生活論 | 高齢者の支援と 介護保険制度 |
人体の構造と 機能及び疾病 |
レクリエーション 実践 |
211:00~ 12:30 |
権利擁護と 成年後見制度 |
食生活論 | 社会調査の 基礎 |
福祉サービスの 組織と経営 |
情報処理入門Ⅱ |
313:15~ 14:45 |
医療福祉 事務総論 |
住居設計 | 相談援助演習 | 相談援助実習 | 基礎演習Ⅰ |
414:55~ 16:25 |
IT応用 | 国語表現法 | 地域福祉の 理論と方法 |
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目指せる資格
社会福祉士受験資格
(厚生労働省国家資格)- 高度の専門知識、技術を修得し、福祉に関する相談援助を行う専門家です。例えば、相談者のお話をよくうかがって、最適なサービスを受けられるよう援助や助言を行ったり、各機関と相談者をつなぎます。本校では卒業後、厚生労働省の指定施設で相談援助の業務を1年以上経験すると、国家試験を受験できます。
- 社会福祉主事任用資格
- 公務員として福祉行政に携わるための資格です。有資格者は、福祉全般にわたる広い知識を持っているとして認められており、福祉施設で社会福祉士受験の実務経験として相談援助をする際に必要です。併修する短大の規定単位の履修で卒業と同時に取得できます。
- 介護職員初任者研修
- 介護保険制度を支える介護スタッフや、福祉に関わる仕事をする人にとって必要となる基礎的な資格です。
※平成24年度で廃止された訪問介護員2級の後継となる資格です。 - 短期大学士
- 本校入校と同時に近畿大学九州短期大学通信教育部にも入学。所定の単位を履修すると、短期大学士の資格を取得できます。
- [任意]介護保険事務管理士
- [任意]福祉住環境コーディネーター
目指せる職業
- 社会福祉士(ソーシャルワーカー)
- 生活相談員
- 生活支援員
主な就職先
- 特別養護老人ホーム 千年苑
- 特別養護老人ホーム ほっとハウス
- わかたけ学園
- ワークステーション湯田・沢内
- イーハトーブ病院
- 田子町老人デイサービスセンター
- 放課後等デイサービス チャレンジアカデミー
卒業生インタビュー

- 工藤 芳樹さん社会福祉学科
岩手県立紫波総合高等学校出身
(2020年度卒業)
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モリイ(学校・学科)を選んだ理由は?
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オープンキャンパスに参加したときに、モリイは座学だけではなく、課外活動などを通して多くの体験ができることを聞き、入学したいと思いました。また、今も現場で働いている先生方が多くいらっしゃるので、実体験の話を聞くことでより具体的なことも学べると思ったのも魅力の1つです。何よりオープンキャンパスでの先輩や先生の仲の良さに魅力を感じました!
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楽しい授業は? その理由は?
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グループワークが多く、友人と賑やかに交流することもできる「相談援助の理論と方法」「相談援助演習」といった相談援助に関する授業が楽しいです。授業で扱う事例も多く、自分なりに支援方法を考えたり、グループワークを通して意見交換することでいろいろな視点から考えることができたりと、多職種の方と連携することが求められる福祉の現場に近い形で授業を受けられることも学んでいて楽しいです。
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学校生活で大変なことは?
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短大のレポートや実習の記録など書き物が多いのが大変です。元から苦手なことではありましたが、期限ギリギリにならないよう余裕をもって足り組むことや、本を多く読んで表現力豊かになるように努力しています。また、文章力を鍛えるために普段の授業で感想を書く機会があるときには、できるだけ多く書くように心がけています。
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将来の夢(目標)は?
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将来はコミュニティソーシャルワーカーとして、地域福祉に関わる仕事がしたいです。社会福祉について学ぶ中で地域の問題について触れることがあり、そこで支援を必要としている方が多くいることを再認識しました。相談されるのを窓口で待つのではなく、自分から地域に出向き、地域の方に寄り添えるソーシャルワーカーになりたいと思っています。
先生からのメッセージ
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大冨先生社会福祉学科担任