令和1年度事業の概要
2019年度 岩手県のプロスポーツクラブ発展に寄与する
人材を育成するための体制整備事業
事業の概要
岩手県のプロスポーツクラブ発展に寄与する人材を育成するための体制整備事業
区分
産学連携体制の整備 地域版人材育成協議会の設置【分野:スポーツビジネス】
文部科学省との連絡担当者
氏名 | 菊池 裕生 |
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所属・役職 | 学校法人 龍澤学館 盛岡医療福祉専門学校 副校長 |
郵便番号 | 020-0025 |
所在地 | 岩手県盛岡市大沢川原3-5-18 |
電話番号 | 019-624-8600 |
FAX番号 | 019-624-8601 |
E-mail | h-kikuchi@morii.ac.jp |
事業の概要
スポーツ庁、文化庁、観光庁は、ラグビーワールドカップ 2019 や 2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会等の世界的イベントの開催以降も各地域のスポーツイベントと文化芸術資源を結び付け、世界に誇れる新たな観光資源を生み出すことにより訪日観光客の増加や国内観光の活性化を図り、日本及び地域経済の活性化を目指すため、平成28年3月8日に包括的連携協定を締結した。
また、平成28年6月には、経済産業省とスポーツ庁により設置されたスポーツ未来開拓会議が「中間報告~スポーツ産業ビジョンの策定に向けて~」をとりまとめ我が国のスポーツ産業推進に向けた考え方を示すとともに、その課題として、スポーツコンテンツホルダーの経営力強化や新ビジネス創出の促進、また、スポーツ人材の育成・活用等が挙げられた。
中間報告の中でも、経営人材の育成・確保という項目の中では、スポーツというコンテンツは多様な産業的価値を有しているが、これまで競技団体等のスポーツ団体はこの価値を生かした組織経営が十分にできていない現状がある。スポーツビジネスを推進する上で、マーケティング活動はもとより、ガバナンスの向上、スタジアム等の施設運営、興行等で必要となる様々な専門性や国際的な視野のある人材、また、それらを総合的にマネジメントする経営人材が各団体等に圧倒的に不足している。この要因として、大学や民間において、スポーツマネジメントをテーマとしたカリキュラムやセミナー等が展開されているものの、スポーツ界の実態に触れるような内容で行われるものは十分でないことが課題として提起されている。
本事業では、クラブ価値向上のための企画立案やステークホルダーとのリレーション構築に寄与するプロモート活動を担う人材を育成するために、県内に設置されている3つのプロスポーツクラブ(J3リーグのグルージャ盛岡、B3リーグの岩手ビッグブルズ、ラグビーの釜石シーウェイブスRFC)及び県や自治体またスポーツ活性化協力企業が連携し、当該人材の育成をするための体制を整備することとしたい。