令和2年度事業内容の説明

2020年度 岩手県のプロスポーツクラブ発展に寄与する
人材を育成するための体制整備事業

Monbukagaku

事業内容の説明

事業の目的

スポーツというコンテンツは多様な産業的価値を有しているが、これまで競技団体等のスポーツ団体はこの価値を生かした組織経営が十分にできていない現状がある。スポーツビジネスを推進する上で、マーケティング活動はもとより、ガバナンスの向上、スタジアム等の施設運営、興行等で必要となる様々な専門性や国際的な視野のある人材、また、それらを総合的にマネジメントする経営人材が各団体等に圧倒的に不足している。この要因として、大学や民間において、スポーツマネジメントをテーマとしたカリキュラムやセミナー等が展開されているものの、スポーツ界の実態に触れるような内容で行われるものは十分でないことが課題として提起されている。
本事業は、クラブ価値向上のための企画立案やステークホルダーとのリレーション構築に寄与するプロモート活動を担う人材を育成するために、県内に設置されている3つのプロスポーツクラブ(J3リーグのいわてグルージャ盛岡、B3リーグの岩手ビッグブルズ、ラグビーの釜石シーウェイブスRFC)及び県や自治体またスポーツ活性化協力企業が連携し、当該人材の育成をするための体制を整備することを目的とする。

教育プログラム・教材の開発内容等

  1. 【教育プログラム開発】
  2. (1)開発・実施(Do):人材育成協議会の方針を受けて業界スキルマップの作成と教育プログラムの開発と実証講座の実施を担う
  3. (2)具体的内容としては、業界スキルマップ概要作成、実証講座用カリキュラム・シラバス・教材開発作業を行う。

地域の人材ニーズの状況、事業の必要性等

岩手県では、2016年の国体開催に続き、2019年はラグビーワールドカップ(釜石市)を(台風の影響を受けつつも)無事開催した。2020年は、東京オリンピック開催を見据え、スポーツへの機運が高まり、プロスポーツの担当部署も設置された。そうした状況の中、プロクラブチームは、これまでの公的資金中心の負担の対象(コストセンター)から、官民協働による収益を生みだす対象(プロフィットセンター)への転換を目指している。

成果の普及・令和2年度以降の事業展開の予定

  1. (1)各制作物について
  2. 自己評価シート、業界スキルマップ、および実証講座用シラバスについては、運用方法(本「事業報告書」)とともにホームページにて公開し、幅広い運用を促す。

  3. (2)成果の普及・2021(令和3)年度以降の事業展開の予定
    1. ①インターネットによる成果の普及
    2. 本事業の成果報告は、本校ホームページに公開することとする。なお、事業計画、実績報告をその主な内容とする。

    3. ②協議会の継続
    4. 下記の通り、協議会を継続実施する予定とする。

      • 【協議会設置(継続)の目的】
      • 本事業終了の令和3年度より、岩手県において、クラブ価値向上のための企画立案やステークホルダーとのリレーション構築に寄与するプロモート活動を担う人材を育成するために、プロスポーツクラブ及び自治体またスポーツ活性化協力企業が連携し、当該人材の育成をするための体制を整備するために必要な協議を行う組織を立ち上げる。

      • 【参加団体】
      • 参加団体は下記の通りとする。
      • 自治体:岩手県、盛岡市、釜石市
      • クラブチーム:岩手ビッグブルズ、いわてグルージャ盛岡、釜石シーウェイブス
      • 民間団体:(※検討中)
      • 養成校:盛岡医療福祉スポーツ専門学校、(※他検討中)

      • 【スケジュール】
      • 設置スケジュールは、以下の通りとする。
      • 令和3年 4月~ 各団体への趣旨説明及び入会のお願い
      •   同   7月  第1回協議会開催